VOL. 5398 明石市子ども食堂交流会


昨日は明石市子ども食堂交流会に出席しました。

「明石市は 貧困対策はしない!全ての子どもが笑顔になれる 子育てのまち 中核都市を目指す!」
という和泉市長の方針に賛同し 子どもの未来を食を中心に応援する地域の代表者の皆さんが大勢集まりました。

市長から子ども食堂主催者に激励の言葉を頂き 私もまた頑張ろうと思いました。

各地の子ども食堂代表がその様子を順に発表。

私は、まだ珍しい調理実習型の子ども食堂の話を皆さんの前でさせて頂きました。

あとで判ったのですが 昨夜のサンテレビで 私が、話している姿も放映されていたそうで 嬉し恥ずかしでした(^^;)

さて、私は11年前クッキングスタジオを起業したときの理念が 
「食を中心とした小さな温かいコミュニティを数多く作ること」でした。
人が育つのは、先ずは温もりのある小さな場所からだからです。

その方法として まずはパンの先生を育てました。

そして、料理も勉強して貰い その先生に、小さなコミュニティで、食のリーダーになって頂くという目標を立てて 活動を続けて来ました。

でも私一人では限界があり、その食のリーダーを応援するための組織作りとして 非営利の一般社団法人キッチンコミュニケーション協会
http://kitchen-com.jp/
を立ち上げました。

そして賛同して下さる会員の皆さんと一緒に 日本に伝わる行事食のテキストを作りました。

行事食は地産地消そのものです。
地域の農産物や海産物など自然の恵み、 人々の協力によって得られた収穫物を喜び、感謝し、分け合うことが基本です。

昨今は核家族になり 親族の交流の機会も減りました。
この行事食を伝え続けることは たとえ月に一度でも多くの人が集まるきっかけになります。

私の 主宰するこどもコミュニケーション食堂では 大人が作った物を子どもが食べる給食スタイルではなく 子どもと一緒に作る 調理実習型です。

子ども達に 料理の楽しさと厳しさ、技術を教えることが目的です。

私は子どもの頃 叔母から 技術は一生の宝物だと教えられました。
戦争や災害に何度も遭遇した母達は 家も焼かれ 泥棒に物を盗まれた経験があります。

しかしながら たとえ 無一文になっても 
「自分の知識や技術は誰にも盗まれ無い!」
と教えてくれました。

そして 叔母は、その技術で家を再興し 縫子さんを50人ほど育て洋裁店を経営していたことを思い出します。

食べる事は生きる基本です。
そして、自分で料理することは、自立の一歩です。

夏休みパン教室やクリスマスケーキ教室など単発イベントは 興味を持つきっかけにはなりますが、継続しなければ 結局楽しい部分だけを切り取った一過性の遊びになってしまいます。

一見食育に見える派手なイベントは人目を引き テレビやSNSで見栄えします。

でも 食育は、単発的な行為では身につきません。
学びとは、継続することです。

私は子ども食堂という場所で 毎月、栄養の話をし、効率よく栄養を摂取する方法 美味しく頂くための調理法を 子ども達に伝えたいです。

子ども達も 毎回 本当に楽しみに通ってくれます。

調理は 危険も伴いますが 凄く楽しいことなんだと 子ども達の様子から教えられます。
子どもの楽しそうな様子を見ると こちらが元気になります。

自宅では 母親は多忙なため 子どもに包丁を持たせ指導する時間はありません。

今後特に 女性の社会進出で益々料理を作るゆとりが減って行きます。

私は 子どもが食させて貰う側と決める必要は無いと思います。

子どもだって、小学校高学年になれば、週に一度 または、一ヶ月に一度でも料理をしてお母さんをラクにさせてあげられたら良いと思います。

子どもは、家族の一員です。

親も子もお互いが助け合って 生活することが幸せへの一歩と考えます。

私達 ゆとりのあるシニア世代が出来ることは じっくりと子どものペースに合わせること。 

包丁や火を使うことを 幼い子ども達にも指導してあげられたら良いと思います。

食べ物を与え 優しくするだけが愛では有りません。
学びの場を与える事は、子どもの将来に繋がります。

以下 2017年の子どもコミュニケーション食堂の写真をまとめてご覧下さいませ。